【人参栽培】人参の種の撒き方【メロディーライン】

にんじん

みなさんメロディラインという品種をご存知ですか?

サイズは、10センチ程度で通常の5寸人参と違い、極端に肩が張らない品種のため、細いミニ人参といった感じです。

皮が薄く、皮を剥かなくても生食出来でき、歯切れがよく甘味が美味しいです。

葉も、毛じが少なく葉人参として調理もできるのでとてもおすすめです。

今回は、こちらの人参の栽培を紹介致します。内容としては土づくりから、種まきまでの流れをご紹介します。

この記事には、メロディラインの土づくり、種まきの方法が書いてあります。人参を自家栽培したい方、家で作った新鮮な野菜を食べたい方の参考になる内容となっております!

この記事を読めば、美味しい人参メロディラインを家庭で育てて食べることができますのでぜひ最後まで読んで下さい!

1月31日メロディラインの土づくり

まずは、メロディラインを栽培する土壌を、作っていきます。

↓施肥の種類と量は以下↓

施肥量

  • 牛糞 一平米あたり約6リットル
  • 米ぬか 10平米あたり約米袋いっぱい

種まきの時期が、3月中旬なので、逆算して1ヶ月半前の1月末に土づくりを行いました。

冬は、肥料分の分解が遅いので1ヶ月以上前に施肥することが大切です。

3月3日 苦土石灰投入

種まきを来週に計画しているので、1週間に苦土石灰を施肥していきます。

施肥量は、1平米あたり、約150g

片手約一握りが目安です。

苦土石灰を入れることによって、酸性土壌を中和して、人参が成長しやすい土壌にすることができます。

苦土石灰は、比較的ゆっくり効いていくので、1週間前の施肥でも大丈夫です

3月10日畝立て

1月末に土づくりを行ってから、約1ヶ月半が経ちました。

今からすることは、畝立てです。

畝を立てて、水捌けを良くし、人参を湿気などから守り丈夫に育てる効果があります。

今回は、畝幅50センチ、高さ25センチの畝を作っていきます。

撒き溝をつくる

畝が立てられたら、種まきをする箇所に溝を作ります。溝は50センチの畝に2列、深さ1センチ程度で作っていきます。

溝を、作るときは、イボ竹の支柱を土に押し当てて、溝を作ります。

イボ竹の支柱の直径が、ちょうど1センチ程度なので、目安が分かりやすく、作業交率も良くなるのでおすすめです。

種をまく

溝を作ったら、そこにすじまきで種をまきます。種と種の間隔は約1センチです。

メロディラインは間引き要らずで超密植栽培可能!

メロディラインは、間引きが要りません、約1センチ間隔で種をまけば、あとは一本ずつが、しっかり育ってくれます。

親指と人差し指でひとつまみした種を、パラパラとまいていきます。

まくときに、1センチ間隔を意識して、1箇所に固まったり、逆に間隔が空きすぎないようにも、注意してまきましょう!畑の面積、種1粒ずつを有効に利用することで収穫量が上がります!

1袋700粒で6メートルのすじまきができる!

種苗店に問い合わせたのですが、一袋700粒で、約6メートル種をまくことができるとのことでしたので、

今回一袋6メートルの目安でまいていきました。

結果は、ほぼ6メートル前後に収まりました!

このまき具合で、どんな感じか成長具合を観察していこうと思います。

とりあえずこの間隔を、目安にこれからもやっていこうと思います。

種まきした溝に薄く土を被せる!

種の配置が完了したら、次に、土を薄く被せていきます。種が風に飛ばされたり、雨水等で流れて行ってしまうのを防ぐ効果があります。

覆土は薄めに!

ニンジンは「好光性」といわれ、光に反応して発芽が促進される性質があります。そのため、種まき後の覆土は薄めの5ミリ程度がおすすめです。

足で踏んでしっかり鎮圧する!

ここでとても大事な作業を紹介します。

それは、覆土した上から足で踏んでいくという作業です。

この作業をすることによって、種と土がしっかり密着します。密着度が高ければ高いほど、土に含まれる水分を、種が吸いやすくなるので、発芽率がとても上がるのです。

土と密着していなければ、いくら水をあげても、種が上手く水を吸うことができず、発芽不良を起こす可能性も高くなるということです。

大谷農園では、毎回足で踏んでいますが、問題なく育っています。

人参の発芽不良で悩んでいる方は、ぜひ一度試していただければと思います!

最後に水やり!

ここまで来たら、あとは水やり!

発芽が揃うまでは、土が渇ききらない程度に水やり作業を行って下さい。

発芽まで15日かかった

種まきしてから、発芽するまで、約15日かかりました。感覚的には、少し遅めの発芽です。発芽してくれるか心配しましたが、無事発芽完了です。

発芽が遅れた原因は、1週間ほど、最低気温が0℃を下回る日が続いたことだと思います。

より失敗しないためには、3月末に種まきをすることをお勧めします。

まとめ

今回は、人参の種まきの方法をご紹介しました。

↓作業の流れは以下↓

  1. 1ヶ月半前に堆肥を入れて土づくり
  2. 1週間前に苦土石灰を施肥
  3. 畝を立てる
  4. まき溝を作る
  5. まき溝に約1センチ間隔で種をまく
  6. 種の上約5ミリに覆土する
  7. 覆土した上から足で踏んで鎮圧
  8. 水やり

この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです!

皆さんもぜひ人参をご家庭で栽培してみてください!

これから成長経過も更新していこうと思いますので、是非チェックの方よろしくお願いします!

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